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震災後二ヶ月の仙台 丹羽規仁
●5月9日 ●5月10日 ●5月11日5月11日、震災から二ヶ月
仙台の空港は国内線がなんとか運行している状況だ。
空港というにぎわいは無い、空港の一部だけが営業をしており、全体は復旧工事の最中だが正直隙間から見えてくる工事の様子は、建て直しと言った方が想像がつきやすいと思う。鉄骨を残しての工事のようだ。 仙台空港側には住宅街が立ち並んでいたという、空港の復旧はスグでも一歩足を移せばこんな状況だ、道に一人ポツンとガードマンがいるので何をしているのかを聞いたら、盗難をする人を見張っているのだそうだ、見るとガレキの中には封に入ったままの新品のCDや使えそうな物がある、そういった物はどうやっても持ち主が見つからない、でも持って行っていい訳ではない。
そして震災当時は、ポリタンクに入った灯油を奪い合うようにガレキの中から人々が探していたのだと言う。道路に面した通りには広げられたように空いたままのカバンや、財布、ポリタンクが捨てられていた。
奇跡的に残った家にも誰も住んではいない、この街にどれほどの住宅があってどんな光景だったかは分らないが、電柱すら津波で運ばれているのだ、この街にライフラインが届くのは少なくとも電柱が建てられるまでは無理だ。
自衛隊の敷地内に津波で流された車が重なるように積まれている、大きな駐車場ではない。
空港の電力は回復しているが、街の電力は止まったまま、空港側の交差点には警察官が立ち交通の安全を確保している。
復興の一歩を歩み始めた場所とそうではない場所を感じさせる。
どこにでもありそうな田舎の風景、土だけの畑の間ある四角い点は車だ、そこに停車していたのでは無く流されてきたのだ、しかも手前が海ではない。写真奥が海なのだから恐ろしい。